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深尾須磨子と祖師谷通りのはずれに立つ庚申塔

南、二子道/北、高井戸道/西、府中:道しるべ

MANAからⅠさんへ(5月24日付け)

花歌会 Ⅰさま
東京新聞の木曜コラム「味探検」(同コラムのサイト:現在消滅)を書いている中島といいます。「祖師谷」と「高井戸道」を検索エンジンで検索中、偶然「花歌会」のサイト
http://homepage3.nifty.com/hanauta/
に巡り会いました。
じつは、2 月3 日付け「道しるべ」に記載されていた深尾須摩子の「祖師ケ谷」にでている、
「南 二子道
北 高井戸道
西 府中」
の詩の四つ角に今日たまたま通りかかり、その祖師谷通り(祖師ケ谷大蔵駅前の商店街のとおりです)の角に立つ庚申塔に、それと同じものが刻まれていることを、僕が写し取ってきて、この庚申塔について、調べていたところで、この詩に巡り会ったというわけです。
享和二年戊の年(1802年)に立てられた「道しるべ」の四つ角に立ったとき、ああこんなところに、昔の人の行き交う歴史の標しが残されていると、ぽつんと立つ道標の前でちょっと感動をしました。そして、深尾須摩子がこの四つ角を歌ったこととが重なり、とても不思議な気持ちになり、メールをしました。
現在、僕の味探検の街道シリーズ国道246 号大山街道編の脇道さんぽで祖師ケ谷大蔵商店街を取り上げておりまして、来週の木曜日にこの四つ角のことと、商店街のなかでおいしい肉屋さんのコ口ッケを取り上げる(そういうへんな記事なのです)ことで取材をしたところでして、話しの内容に、この深尾須摩子の詩を取り上げて見ようと思った次第です。
山田一雄の作曲で、僕でも手に入るレコードとか、CDと言うのはあるのですか。
そして、深尾須摩子のことは、僕は名前ぐらいは知っていますが、無知同然です。
明日図書館で少し調べてみようと思いますが、もしお手元に、この詩の全文があれば、メールでもファックスでも送ってもらえないでしょうか、というお願いを聞いていただけますでしようか。
それと、深尾須摩子のプ口フィルを知るには何かよいホームページのサイトか、あるいは読む本があれば教えていただければと勝手なお願いを、これまた聞いていただけますでしようか。
なんとも、突然のメールと、無理なお願いをして申し訳ありませんが、もしお時間があれば御回答いただければと思います。
失礼とはおもいますがよろしくお願い致します。
僕の味探検のコラムというのは、古い道沿いに、ブラリと歩きながら、街でであった人と味と、そのまちの歴史や民俗史的なものも加えたミニストーリーを300 回以上も書き続けています。あなたさまのサイトとの出会いも、道でフトであった不思議なめぐり合わせのーつでもあると感じ、ぶしつけとは存じましたがこのようなメールをした次第です。音楽には特にオンチ、無知なためこんなメールになりましたこと御容赦いただければと思います。ぼくの個人的なホームページ下記URL:http://www.manabook.jp を見ていただければ、ぼくの行動記録のようなものが載っていますので、ご覧いただければ幸甚に存じます。

MANA:なかじまみつる

MANA なかじまみつる さま

はじめまして。花歌会のS・Iと申します。
メールを拝見しHPもたずねさせていただきました。

違う角度から探し物をしながら、ひとつの交差点で同じ探し物をみつけるなんて
本当にこの詩の結びつけたことのようにも感じられ
しかも、ただすれ違ってしまわずにお声をかけていただきましたことを
わたくしも心より嬉しく思います。
(お恥ずかしながら、ちょっと感動さえしています。)

私も歌曲の歌詩として、この詩に出会ったのですが
「祖師ヶ谷より」という歌曲集の中の一曲です。
歌曲集は12曲からなっておりまして
(それが詩集の全編なのか抜粋なのかは調べておりません)
実際に深尾須磨子の住んだ祖師ヶ谷近辺の風景が歌われております。
作曲者の山田一雄先生は深尾須磨子氏と親交がおありになったそうです。

わたくしは12曲すべてを勉強したわけではなく
そのうちの4曲ばかりを歌ったに過ぎませんが
身近な風景をお洒落に詠んだ詩風は、祖師ヶ谷の町並みを
深尾須磨子が訪れたパリの風景のようにも感じさせてくれるから不思議です。

詩の全文は、楽譜に載っていました。前後の詩も載っていますので
参考までごらんになられるとよりこの詩集の面白さが伝わるかと思いますが
量が多いのでメールではなくFAXでお送りいたしましょう。

CDですが、あいにく手元には所蔵しておらず、
これを録音しているものを探したことはないのですが
演奏会で歌われることはたまにあるにせよ、不確定な申し上げかたで恐縮ですが
録音されることはめずらしいのでは無いかと思います。
ひとつだけ、以前、友人のところで聴いたことがあります。

ビクター音楽産業株式会社「日本歌曲全集」の中に 山田一雄作品集

というのがあります。たしか、これに入っていたような…
不確かな記憶で申し訳ございません。
このCD全集を私も手に入れたく思いましたが、すでに販売はしていなくて
あたらしく編さんしなおしたシリーズに変わっておりました。
それにはこの曲は載っていないのです。
しかし、国会図書館の音楽資料室に昭和40年頃から後に出版された
レコード、CDの類は一応所蔵されているということになっておりますので
リファレンスに相談されてみると見つかるかも知れません。
CD全集は音楽資料として価値のあるものなので、所蔵している図書館は
どこかにあるはずと思います。

「深尾須磨子」で検索しますと、かなりのページがヒットします。
私もこのコラムを書くために検索しました。どこも一辺通りの詩人の
経歴等ですね。特に「祖師ヶ谷」についての情報は乏しいです。
もっとつっこんだ情報がほしいと私も思いましたが、灯台元暗しで、
楽譜に、作曲家で詩人でもある畑中良輔先生の解説文がのっておりますが
これがかなり参考になりますので、宜しければご覧になるとよいでしょう。
FAXで一緒にお送りします。

掲載は来週の木曜日ですね、是非楽しみに拝見させていただきます。
FAXは明朝にでもお送りいたしましょう。
お役に立てれば幸いでございます。

S・I:http://homepage3.nifty.com/hanauta/

ついしん

CDの見つかりそうな資料館は次の通り。

民音 音楽資料館
http://www.min-on.or.jp/top.html

東京文化会館 資料室
http://www.t-bunka.jp/

CDの探し物は上記と

国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

音楽関係者は、まずこのへんで探し物を見つけるようです。
ご参考まで。

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