« 味探検:浅草雷門・鰻「色川」 | トップページ | 味探検:郷土の味:中央区「京ばし 松輪」 »

味探検:三鷹市:パン「風のすみか」

手作り地粉や素材の力が味と香を引き出すNPOパン屋さん

コミュニティー・ベーカリー「風のすみか」

041106kazenosumika01pict1154  井の頭公園裏手にちょっとユニークなパン屋が誕生した。店名はコミュニティー・ベーカリー「風のすみか」。不登校児が通い、引きこもり青年の自立支援に活動する「フリースペース・コスモ」のスタッフや家族・協力者による地域密着形「仕事場づくり」のアイデアから生まれた店だ。
 「経営からパン作り技術、素材選びを学ぶために実地に修行を積み研究してきました」と話す、スタッフリーダーで工場長の浅野由佳さん(写真)。さっそく「山型食パン」(1斤250円)「角型食パン」を購入し、トーストにして食べてみた。粉の風味を残したしっかりとした焼きのよい味の食パンだった。
 この店の特徴は、素材の麦や野菜を自分たちの手で無農薬で育てる実践にある。「食パンは、まだ外国産小麦を使わざるを得ないのですが、収量が増える来年には自前で製粉した粉のパンを作ります」と話してくれた浅野さんから、「あんぱん」(130円)と「おやき」(1個140円)をすすめられた。

041106kazenosumika02pict1154  神奈川県津久井町韮尾根地区の協力者が土地を提供して始まった栽培農園で、東京農工大学や地元農業者の援助を受けながら、小麦や野菜作りが始まっている。地域名からとったという「ニローネ緑の学校」の収穫品を使い母親たちが作るアンコを入れた「あんぱん」に「ひじき・キンピラゴボウ・切干大根」3種の惣菜が入った「おやき」の味には感心してしまった。

 栃木県の篤農家・上野長一さんが生産したライ麦で作る「ライ麦パン」(160円~)の噛みしめるほどに味がでるハード系や、自家製黄な粉を加えた「きなこのバターロール」(70円)もうまい。(中島満:MANA)

○紹介するパンの商品名と価格:山型食パン250円。角型食パン250円。あんぱん130円。きなこのバターロール70円。おやき(きんぴらごぼう・切干大根・ひじき3種)140円。ライ麦パン(大きさによって)160円~。

○「コミュニティー・ベーカリー 風のすみか」
東京都三鷹市下連雀1-14-3文化学習協同センター1F。JR中央線三鷹駅下車、南口に出て玉川上水下流方向沿い「風の散歩道」を歩き万助橋右折、吉祥寺通り「ジブリ美術館」斜め前右手。徒歩約15分。電話0422-49-0466。営業午前11時30分~午後6時。定休日は月・火曜日。惣菜パン除き地方発送可。

注:内容は取材時のものです。現時点で価格等変更がある場合があることをご了承下さい。取材掲載:東京新聞2004年11月4日。味探検連載399回。写真記事:copyright 2007,Mitsuru,Nakajima:リンクは自由ですが、記事写真引用のばあいはMANA宛ご一報下さい。

|

« 味探検:浅草雷門・鰻「色川」 | トップページ | 味探検:郷土の味:中央区「京ばし 松輪」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 味探検:三鷹市:パン「風のすみか」:

« 味探検:浅草雷門・鰻「色川」 | トップページ | 味探検:郷土の味:中央区「京ばし 松輪」 »