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味探検:中野区「たんどーる」

店主は香りの魔術師、暑い夏こそスパイシーなキーマカレーはいかが

Tandoor01_1  夏の暑さが厳しくなるほどにスパイシーなカレーが食べたくなる。カルダモン、セージ、クミン等の香辛料は、トウガラシやコショウの辛さと融合し、食欲減退気味の体を活性化させてくれる。
 この季節になると足繁く通うカレー専門店「たんどーる」が中野区にある。店名は、ナン(インド風パン)を焼く素焼きの壷の窯“タンドール”からとったというだけあって、ここの「焼きたてナン」(1枚320円・写真下上)や「タンドリーチキン」はうまいのひとこと。
 店主の塚本善重さん(写真上)は、名門インド料理店で10年間修行、20代半ばで開業し8年たつ。「店は小さいが大きな志をもち、誰にも負けない味と香りを出すため日々精進」と語る。
 店のオリジナルメニュー「噂の!鶏肉の梅カレー」(1100円)は、ウメの酸味とスパイシーさが見事に融合した味と、口コミで広まった。これと並ぶ店の看板メニューが「豚ひき肉のキーマカレー」(980円・写真下手前)。コショウは、パウダー・粗引き・ホールを時間差で使い分けるとタマネギの甘味とトマトの酸味がコショウの辛味とマッチし、カレースパイスが融合したキーマカレーができるという。
Tandoor02_1  店主は、一見すると仏頂面で少々無愛想な接客ぶりだが、20種類以上ものスパイスを配合することにかけては誰にも負けない香りの魔術師なのだ。真夏の夜のキーマカレーの味に新たなカレーの味体験をするだろう。駅のホームに面して店があり、カレーの香りの発生源をたどれば、すぐにこの店にたどり着く。「三色豆のサラダ」(写真左上)や夏限定隔週メニュー「豚ひき肉とゴーヤのキーマカレー」もおすすめだ。(中島満:MANA)

○メモ「たんどーる」
東京都中野区沼袋1-8-22ヤマニビル2階。西武新宿線沼袋駅下車、下りホームにある南口を出てすぐ線路沿いの道を左折左手ビルの階段を上がる。徒歩1分弱。電03-3387-2172。営業時間昼12時~14時30分。夜18時~22時(日・祝日21時まで)。定休月曜。火曜日は夜(ディナー)のみ営業。全14席。

注:内容は取材時のものです。現時点で価格等変更がある場合があることをご了承下さい。取材掲載:東京新聞2005年8月4日「味探検」連載436回。写真記事:copyright 2007,Mitsuru,Nakajima:リンクは自由ですが、記事写真引用の場合はMANA宛ご一報下さい。

注(2):タンドールのホームページ

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