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ローカルルールということば

水産行政のことばとして「ローカルルール」が使われ始めました

「ローカルルールの研究」を発行して3年、本は売れなかったけれど、「ローカルルール」ということばが、最近になって地方行政や、制度における地域ルールの設定という位置づけで、現実の行政施策の中でも使われるようになってきました。

検索サイトからいくつか整理してみてみました。

(1)第7期第1回北海道海面利用協議会議事録:平成19年10月19日:
「本日の海面利用協議会ですが、漁業と海洋性レクリエーションとの共存、調和を図るため、平成6年7月に設置され、今期で第7期目を迎えることとなりました。…中略…さて、本道周辺の海面利用の状況ですが、遊漁船業が知事の登録制となり、安全面の規定が厳しくなったものの、プレジャーボートにつきましては、技術の著しい伸展、さらに水上オートバイやミニボートの普及により、ますますその活動が活発化し、新たな問題も生じてきているところです。
 一方で、遊漁団体の皆様が中心となって、釣り場や漁港の清掃、ルールとマナーの普及啓発などの取組みを実施して頂き、一歩一歩ではありますが前進していると感じております。
 遊漁を通じた都市と地方の交流促進は、地域の振興を図る上で非常に大きなテーマであると考えており、道としましても、幅広い道民の皆さんの御意見を伺いながら、現在策定作業を進めている「水産業・漁村振興条例」に基づく第2期の推進計画において、施策の展開方向としてお示ししているところです。
 そういった状況の中、今年は大変残念な事故が発生しましたが、先月、ウトロで漁船と遊漁船の衝突事故が起き尊い人命が失われたことは非常に残念なことでございます。」(O局長発言)
「先ほど、新たなローカルルール策定の気運があるのかとのお話がありましたが、我々ウトロ地区においても、様々な問題について行政ともいろいろと協議をする中で、法的な規制ができないのであればローカルルールをということで進んでおります。/この度のウトロの事故についても、皆様にご心配をおかけして大変申し訳なく思っておりますが、ウトロ地区では、漁船と遊漁船とプレジャーボートが一斉に出港していくという一般的にはあり得ない状態で、常に事故に遭う危険を伴っているというのが実態でした。
 また、漁船にはレーダーがついておりますが、小さいプレジャーボート等はレーダーではなかなか察知できず危険だという苦情もあり、何とか対応して頂ければと思います。/ローカルルールを作るためには、当事者の気持ちが一緒になり気運が高まっていくことが重要であり、今回の事故を教訓に委員の皆様からもアドバイスを頂きながら、今後、ローカルルールの策定に向けて取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。」(N委員発言より)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/C409513A-59D6-4E06-92B6-47292CA4D464/0/giji71.doc

(2)平成20年3月31日付け19水漁第3587号
農林水産事務次官依命通知「漁業経営安定対策事業実施要領」:[地域における事業の普及・推進の方針、事業の加入推進
及び対象者要件の確認、経営診断、経営指導及びローカルルールの設定等を行う。]
http://www.jfa.maff.go.jp/j/hoken/pdf/keieiantei/youryou.pdf

(3)東京都産業労働局農林水産部ホームページ―都民のオアシス作り:「海で楽しむ皆さんへ」:
地元ルール(ローカルルール)
 島によっては、地元の海面利用協議会や町村、漁業協同組合や遊漁船団体が定めたローカルルールがあります。/きれいな海と豊かな漁場・磯辺の環境を守り、漁業者との相互理解を図るためにも、地元ルールを守って釣りを楽しんでいただくようご協力をお願いします。
【主なローカルルール】:地域(クリックすると詳細がご覧になれます):主な内容:
○磯辺クリーンアップルール:(伊豆諸島・小笠原):ゴミは海に捨てずに持ち帰る/コマセの使用を控える/お互いにマナーを守り楽しく海を利用する
○三宅島自主ルール:(三宅島)ゴミは海に捨てずに持ち帰る/コマセの使用を控える/お互いにマナーを守り楽しく海を利用する/イシダイ、イシガキダイは全長40cm以下はリリース/イシダイ、イシガキダイの持ち帰りは、1人2尾まで/立入禁止区域での釣りは厳禁
○青ヶ島自主ルール:(青ヶ島):イシダイ、イシガキダイは全長40cm以下はリリース
 このほかにも、遊漁に関するローカルルールが設定されている島があります。/上記も含め、ローカルルールの詳細については、東京都水産課、各支庁、各町村水産担当までお問いあわせください。
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/norin/suisan/recreation/sea/rules/index.html

(4)その1「積丹カヤックス野塚通信―シーカヤックガイドの積丹半島原野生活」:シーカヤッカーはウニを採ってはいけないのだ:(コメントより)わたしにできるのはシーカヤッカーとその周囲に働きかけることだけですよ~。伝える側(主に道や町の水産課かな)に足りないのは、難解な漁業法を解きほぐして、解りやすく伝えようとする努力です。密漁禁止の看板だけではどうにもなりません。一方の観光客にはローカルルールを確認して欲しいですね。いわゆる自己責任というヤツです。ただ、日本の文化は「自己責任」ではなく、「旅の恥はかき捨て」。観光客に伝わるには時間がかかるでしょう(その点、シーカヤッカーは「自己責任」に敏感に反応する傾向があるので、楽かもしれません)。大切なのは、怒らず、あきらめず、真摯に語りかけ続けること・・かな。そのためにも積丹町にはさっさとホームページを立ち上げて欲しいものです。実はこれが一番の難関だったりしますが・・。
http://shakotankayaks.blog89.fc2.com/blog-entry-11.html

(4)その2(その1に紹介されていた推奨記事:とてもわかりやすく、的確にまとめられています:MANAより感謝!)「潮待小屋」サイト:漁業権問題集中講座:はじめに/1.「漁業権」の意味…①漁業権とは何か。/2.ルール違反行為の類型と遊漁者が注意すべきこと…②無免許・無許可の漁業の操業。③漁具・漁法等違反。④漁業権の侵害(その1)⑤漁業権の侵害(その2)⑥水産物は誰のものか。/3.適法に遊漁を楽しむために…⑦ところかわれば。⑧HOW TO ポイント探し/あとがき
http://diary.jp.aol.com/g6csap/557.html

地方自治関係については、後ほど整理しましょう。とりあえずはここまでにしておきます。

MANA:なかじまみつる

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